投資はもうからない。訓練しないと危険です。あの万有引力のニュートンも投資に失敗したらしいです。
人間は損するように出来ている。プロスペクト理論を確認のこと。
例えば、あなたは投資しましたが、株価が下がってきました。あなたは、どうしますか?また元に戻るかもしれないので、待ちますか?しかし、株価はさらに下がり、株価が半分近くになってしまいました。人間はここでやっと損切するものです。
あなたは、前回の投資で損失を出しました。でも今回投資したところ利益が出ました。あなたは、どうしますか?前回の損があるので、まずは利益確定するでしょうか?すると、その後株価はさらに上がり、大上昇してしまいました。人間はここまで待てないものです。
人間は、利益は少しで損失は多くなるように行動してしまう。
さらに、相場のトレードアルゴリズムは、いじわるに出来ています。一般的な予想と逆に動かして値幅をとろうとします。ちょっと下げ方向に動かして、投資家にストップロスを発生させ、すぐに戻して上昇させたりします。
1.初心者は意外ともうかる。中級者は儲からない → 初心者は、慎重である事や、基本に忠実で無理せず、分散投資や底値買いをするので比較的儲かる。中級者は少しの利益は出るのですが、頑張って稼ごうとあせるあまり、収支で見ると結局コツコツドカン、損切貧乏となりやすい。
2.専業投資家は儲からない → 月々の生活費を儲けることをあせるあまり、株価を常に見たりして、変なエントリーをしてしまう。コツコツドカン、損切貧乏となりやすい。
3.せっかちな人、頑張り屋は儲からない → メンタルコントロールできていない、せっかちな人、頑張り屋は儲からない。損をすぐ取り戻そうと安易にポジションを取ったり、頑張るあまり何回もトレードして、コツコツドカン、損切貧乏となりやすい。私もこのタイプ。
4.資金がたくさんある人は儲からない → トレードのポジションを多くとったり、売ったり買ったりの回数が多くなって損失が積み重なり、いつのまにか資金が減って溶けてしまう。損失額も大きい。リートや高配当投資に、多くの資金を配分した方が良いです。
ダルバー効果と言って、下手にトレードするより売買しない投資の方が、リターンが高いです。テクニカル分析、うねりどり、銘柄の業績を調べたり、いろいろやってきましたが、結局、基本に戻って投資するのが一番かも。ドルコスト平均法や、安いところで買うことでしょうか。
また、最も重要なのが、欲望と恐怖を克服するメンタルコントロールだと思います。
SNSが発展し、初心者の個人投資家にもメンタルコントロールの重要性が知られてきましたが、ここで注意したいのが、私が重要だと思うメンタルコントロールとは、強気になってガチホする強いメンタルではない事です。
どちらかというと、このメンタルは弱い方がいい。私が重要だと思うのは、欲をセーブするコントロール技術。
収支をプラスにするトレード技術の鍵は、欲望メンタルのコントロール下でトレードするようにする事ではないかと思う今日この頃。自分も、まだ習得過程の技術です。