リーマンショック時と同じと考えた時の暴落予想
今回のインフレ利上げショックの下落のパターンが、リーマンショック時と同じと考えた時の暴落予想をする。SP500を用いた。
リーマンショックのとき、高値から1年と10日経過して大暴落している。チャートを並べて高値から下落開始したタイミングを合わせた。
すると、大暴落開始が2022年12月13日となる。大底は2023年6月1日。また、今回かなり早く約25%程度下落した。よって、約25%の下落タイミングから大暴落開始までが同じ期間とすると、今回の大暴落開始は、2022年8月23日となる。
この予想は、あくまでシミュレーションしただけのものである。
2006年 インフレ、金利上昇 、 2006年2月 米国逆イールド 、2006年6月 FOMC 最終利上げ
2007年8月 サブプライムショック 、2007年9月 FOMC 0.5%利下げ 、2008年9月15日 リーマンブラザーズ破綻
リーマンショック時のVIX指数は、2008年前半は35程度だったが、2008年9月には80を超えるときがあった。なお、2020年のコロナショック時も80超えだった。1998年のアジア通貨危機で49超え。2001年のドットコムバブルは34超え程度。貿易センタービル米同時多発テロ9.11で43超え。
通貨危機的なものが発生して、40超えになると思われる。今回のインフレ利上げショックでは、VIXは40まで行かないのではないか? 2022年1/29、VIXが38.94という時があった。これから来ると思われる株価の大底の時、VIXは39ぐらいではないかと考えるしだいである。
リーマンショック時のVIX週足は以下。